Tomoの旅ログ

現在シンガポール在住。東南アジアを中心に国内外の旅の備忘録。

シンガポールにある温泉? Sembawang Hot Spring Park

 

シンガポールの意外なところを開拓中、

どうもトモです。

 

海外生活をすると結構お風呂問題にぶち当たると思います。

 

カナダで2ヶ月生活をしていた時に

一番慣れなかったのは立ってシャワーを使うことでした。

 

座ってお風呂に入るし湯船に浸かるし

意外と日本のお風呂文化って変わっているんですよね!

 

そして温泉が恋しくなることもあります。

 

 

そこで今日は、シンガポールの温泉を紹介していきます。

 

 

シンガポールに温泉てあるの?

シンガポールに天然温泉は一か所のみ!

 

その他に、湯の森 温泉スパというバンコクなどにも

お店を出している温浴施設がKallangにあります!

 

そちらの温泉は入場料$40、約3000円!!

高いな〜と感じてしまいますね笑

 

ただ浴衣貸出で1日滞在出来るので

ゆっくりと休日を過ごすには

非日常的でいいのかもしれません。

 

そして天然温泉の方に話を戻すと、

そこはなんと無料!!

ただ足湯のみとなっています。

 

それがSembawang hot spring parkです。

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公園の入り口。温泉まで400mくらい。

 

サンバワン ホットスプリング公園

 

さてこの天然温泉ですが1902年に発見され

村の人に愛されてきた場所です。

 

足湯のみの利用ですが、

40~50度に何層かに分けられ

好みの暑さで楽しめます。

 

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奥に行くほど熱い

みんな足が真っ赤になるまで

使っていました。

 

この日は曇りで若干涼しい気候だったのですが、

それでも足をつけているだけでも汗だくになりました。

 

かなり血行が良くなるのは感じられて

足湯だけでも全然違うな〜と思い、

また行きたくなりました。

 

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ここでもセーフディスタンス

また現在はコロナの影響でマスク着用、

他のグループとは離れて座る

など気をつけなければなりません。

 

なので10人くらいが同時に使用できるのかな?

という感じなので

混んでいたら、周りのベンチで待つしかなさそうです。

 

ちなみにこの写真の奥に温泉卵を作る場所があり、

足湯を楽しんでいる間に温泉卵を作るのも

面白いかもしれませんね。

 

今回は卵を持って行かなかったので

次行くときは卵持参で挑みたいと思います。

 

アクセス

さて、そんなコスパ抜群な足湯ですが

気になるアクセス方法についてです。

 

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シンガポールの北部にある。

アクセスはまあ悪いです。

シンガポール動物園よりもさらに北にあります。

 

なかなか訪れる機会の少ない場所なんじゃないかな〜と思います。

 

そんな最寄りの駅は、Canberraとなっております。

 

旅行で来た方がよく訪れるであろう、

Orchardから電車で約26分となっております。

乗り換えがないのは非常に便利ですが、

駅から公園までの地図がこちら↓

 

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最寄り駅から公園まで

えー、約1.8kmとなっております。

徒歩で2~30分といったところでしょうか。

 

バスも何本か通っているので

駅からバスで公園近くまで行くことも可能ですが

それでも20分かかるようです。

 

なので中心部から大体1~1.5時間かかるような距離です。

タクシーを使えば半分以下、30分ほどで着くと思います。

$20程だと思うので何人かで行くには

圧倒的にタクシーのがオススメです。笑

 

まあ欠点を挙げるとするなれば、

このアクセスの悪さだけでしょう!

 

でもシンガポールは小さいので

車移動してしまえば時間はかからないんですね〜。

どこでも30分あれば移動できます。

 

逆にドライブとかすることないですよね、本当に。

 

 

日本とこの温泉の歴史

 さて、紹介した温泉(足湯)ですが、

意外?なことに日本との関わりもあるんです。

 

太平洋戦争時に日本軍はシンガポールを統治していた歴史があります。

その時に、浴場として使われていたのがココになります。

 

奥に見える赤いレンガの建物内に当時の様子が保管してあります。

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僕もシンガポールに来るまで、

日本がシンガポールを統治していた時代があることを

知らなかったです。習ったかもしれないけど覚えていなかった。

 

でも、シンガポールでは未だにその歴史が垣間見えます。

バナナマネーという当時日本軍が発行していた紙幣があったり

メモリアルパークがあったりと、シンガポールの人は忘れていません。

 

We cannot altogether forget, not completely forgive. But we can mute some of the animosities that rankle in so many hearts.

 

我々は忘れることはできない。完全に許すこともできない。しかし、日本人が誠実に謝罪を表している中では、多くの人々の心の苦しみを和らげることができる。

 

シンガポール初代首相のリー・クアンユーの言葉です。

メモリアルパークの除幕式の際に言われ、

半日感情を軟化させ、日本との和解を決めた方です。

 

Forgive, but never forget.と略した形で伝わっていることが多いですが、

本当は、こんな簡潔ではなく複雑な気持ちがあったのでしょう。

 

 

ただ現在は、日本が好き、日本人が好きということが多く、

親日国ではありますが、

祖父母、親族が日本軍に殺されたシンガポール人がいるというのも

変わらない事実であります。

 

僕らは、原爆が落とされた事は忘れないでしょう。

でも、自分たちが犯してきたことへの意識が薄いのではないかと

今までの認識、勉強の浅さを感じさせられる時でした。

 

 

シンガポールの2020下半期の旅行状況

2020年8月24日時点で、

市内での感染者は連日一桁でおさまっています。

入国時の審査で陽性反応が出る人もいますが、

 

外出時の人数制限やセーフエントリーにより、

感染経路もわかっておりコントロールできている

と言える状態であると思います。

 

しかし、観光を目的としたシンガポールへの渡航

少なくとも年内は厳しいだろうと思います。

 

ロックダウンも解除され、自由が戻ってきつつありますが

未だにフェーズ2でまだ全てが元に戻っているわけではありません。

 

今はじっと出来ることに集中して

世界が良くなった時に行動できるように準備しておきましょう!

 

それまでこのブログを見てシンガポール旅行への

気持ちを高めておいてください!笑

 

 

#ガイドブックに載ってないシンガポール