Tomoの旅ログ

現在シンガポール在住。東南アジアを中心に国内外の旅の備忘録。

お肉を食べることが環境に与える影響

 

前回、ペスコ・ベジタリアン

(ペスカタリアン)という生活をしてみると

書きましたが、

 

その理由の一つとして環境負荷を上げました。

 

では、何が問題なのかを今回は簡潔に説明していきたいと思います。

 

 

畜産では、早く成長させなるべく肥やさせる為に

資料として穀物が与えられている。

 

そして、畜産動物が食べる量は人間の消費量とは

比べ物になりません。

 

穀物生産量の3分の1は飼料として使われているのが現状です。

そして、世界では未だ8億人近い人が飢餓に苦しんでいます。

 

飽食の時代と言われていますが、

誰かの豊かさは、犠牲の上に成り立っているのかも。

 

そして、穀物を育てるのにも、水が使われ

化学肥料、農薬を使用しています。

 

また、それに加えて排泄物の問題もあります。

本来、自然の中ではそれもやがて土壌となっていくものが

一箇所で大量に発生するものだから、地球温暖化の問題となる

メタンガスの排出につながっています。

 

排泄物だけでなく、家畜のゲップも問題だそうです。

 

ガス、農薬、匂い、あらゆる問題が実は起きている。

でもそれが自分から遠くにあると感じているから

知ろうとしない、気づこうとしないのが問題なのかな、と。

 

あとは、輸送、保管、販売による環境負荷

地産地消がもっと広がっていけば

こういった負担も減っていくのに。

 

東京で生まれシンガポールで暮らし

資源の少ない土地だからこそ

こういったことに気づけたのかもしれない。

 

先日、ラオスに行った時に

未だに山の中で暮らす村の人々の生活を

目にしました。

 

電気もない中での自給自足の生活。

 

それをお金を払って見にいく

ヨーロピアンと自分。

外の世界を見るにも手段がない

現地の人たち。

 

豊かな国に生まれシンプルな生活を望む人

貧しい国に生まれ生活水準を上げたい人

 

同じ地球に生まれたのに

なぜ

 

でも、今何かをしなければ

このホシは、気候は、

終わってしまうだろうと思う。

 

そんな環境負荷を考えての

食肉をやめるという選択。

 

減らすから、初めてみませんか?