Tomoの旅ログ

現在シンガポール在住。東南アジアを中心に国内外の旅の備忘録。

ミニマリストってつまらなくない??

 

最近以前より目にしたり聞く事が増えてきた

ミニマリスト

持たない事は貧しい事なのか。

実際に、僕が実践していて思うこと。

 

 

ミニマリストを実践するに至った経緯

今から4年くらい前から気にするようになったと思う。

ただそれまでは気にしているというだけで何かを実践するまで

行動に移すまでの段階には至っていなかった。

 

モノを減らすことにした一番大きな出来事は、

一人暮らしを始めるタイミング。

 

1年以上使わなかったモノは今後も使う機会が少ないのでは、

と考えていたので、とりあえず本当に必要そうなモノだけ持って

ただ高価なモノであったり捨てるのは少し躊躇うモノは

処分せずに実家に置いておくことにした。

 

この時に、持っていた半分近くの靴を売ったり

服も古着屋に売りに行ったりした。

 

そして、部屋の中で一番大きな存在、ベット。

 

ひとり暮らしをする中で

部屋のスペースを取るし、

休日の時間を奪う邪魔なものな気がしたので

思い切ってベットも使わないことにした。

(シンガポールにいる間に実家の部屋からも僕のベットは消えた)

 

キャンプや登山をする時に使う寝袋を持っていたので、

それを使って1年間生活をしていた。

(3種類を使い分け寒かったり暑かったりなどの不快な記憶は全くない)

 

また寝ていない時は、すぐにしまえるので

7畳の部屋がめちゃくちゃ広かった。

 

ちなみにテレビもなかった。

イスやテーブルもキャンプ用品を使っていたから

とてもコンパクト。そして収納場所を考えなくて良いところも

キャンパーにとっては良いポイントである。

 

部屋の写真がないのが残念でしかないが、

僕の部屋にきた事のある人は、引っ越したばっかりなの?

と必ず聞いてくるくらいモノがなかった。

 

引越しの時も自家用車で荷物が全部運べるくらい

ミニマルなモノだった。

 

この時の経験と、旅をしている時に

必要なモノは持ち運べるモノ

身につけておけるものだけなのではないかと思うようになったのが

僕がミニマリストである始まりだ。

 

 

そもそもモノが多い人だった

 

でも、元からモノが少なかった訳ではない。

昔から物持ちはいい方だと思うが、

少し収集癖があったのでスニーカーなど

集めるのが好きだった。

 

定番のジョーダンから限定のエアマックスやジャノスキ

NIKEだけではなく、adidas、puma、Reebok、vans。

何でも集めていたし毎月靴を1足は買い、

毎日違う靴を楽しみに生活していた。

 

今でも靴は好きだけど、スケートもしなくなり

靴の消耗もなくなったことと

かさばるため旅に何足ももっていけないことから

めちゃくちゃ処分することにした。

 

買って1度しかはいていない靴なども

意外と多く今まで自分がどれだけ無駄なことを

していたかと勉強になった。

 

今はメルカリなどで手軽に販売することができ

自分よりも必要としている人の手に渡り、

使われているのであれば僕が家に眠らせているより

いいだろうと思った。

 

そして数十足と売ると結構まとまったお金になる

(それだけお金を使っていたわけだけど)

 

スノーボードは使わなくなっても

家で保管している。

余談だが将来自分の家の壁に飾りたい。

ガレージなんて男の憧れですよね。

 

だから僕も昔から興味がなかったわけでも

ファッションにうとかったわけでもない。

 

流行を追うのをやめ、自分が本当に必要なものを

選ぶように癖づけてきただけである。

 

 

物が無い事への満足感

 

街中で好みの人を見たとき、

こんな風に思ったことがある人は少なくないはずだ。

 

もっとお気に入りの服を着ておけばよかった。

今日イマイチなのに。

こんなダル着じゃないときに出会いたかった。

 

断言します。

モノが少なくなればこの思いは消えます。

 

毎日、お気に入りの服を来て

自分の好きなスタイルでいることができます。

 

好きで自分で買ったはずなのに

実はそんなお気に入りじゃないことが多々ありますね。

 

みんな着ているから

トレンドだから

セールで安かったから

 

もう自分の購買決定を外的要因に惑わされずに

本当に自分の好きなスタイルでいたらいいんです。

 

トレンドよりもトラディショナルや定番を。

ずっと廃れないものもあります。

 

そして自分の好きな自分でいることが何より

満足感、自己肯定感を高めてくれます。

 

それに朝の支度も時間がかかりません。

モノが多いから迷うのであって

パターンのなかから選ぶだけ。

 

回りの人はあなたに

いつも同じ服を着ているねと言ってくるでしょう。

 

その人たちはそれと同時にあなたのあなたらしさに

気づいている人だと言うことです。

 

あなたのもつ独自のスタイルに憧れていってるのかも。

そう捉えたらそんな声も気にならなくなります。

 

 

それでも買わないわけじゃない

 

買い物をやめたわけではありません。

それでも買うのって本当に必要な時なんです。

 

1年間服を買わないっていうのを去年からやっているんですが、

やはり服は痛んできているものもあります。

 

特に一年中同じ気候なので着る服が変わらず

よれてきたりを感じます。

 

なのでダメになったモノが出たときに

買い換える感覚です。

あくまで買い足すことは極力しないと思います。

 

またランニングシューズのような

消耗品も使い続けることは難しいです。

 

そして買うときは、ひとつに特化したものよりも

多機能なものが魅力的に思えます。

 

最近amazonのfire8を購入したんですが

Kindleを買うよりも読書以外のことができて

いい買い物だったかなとおもいます。

 

ゲームをしないのでスペックも十分ですし。

このレビューはまた書こうと思います。

 

まとめ

多くのモノに囲まれてくらすよりも

自分の本当にお気に入りのものだけで暮らす方が

実は幸せなんじゃないかって思います。

 

そして無駄な消費がなくなれば

もっと自分の好きなことに投資ができます。

 

さて、あなたが手に取っているもの

買おうとしているものは本当にあなたに必要なんでしょうか。